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HOME > ハジメて講座~自転車ライド編 Vol.3「快適・自転車ウエアの選び方(1)」

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「ハジメて講座」自転車ライド編

vol3.快適・自転車ウエアの選び方(1)「シチュエーション別にコーディネイトしよう!」」

自転車だってTPOでウェアを選ぶ それが快適&安全の秘訣なんです!
自転車(スポーツバイク)で快適&安全に走るためには、さまざまなシチュエーションごとに適したウエアを選ぶことが重要です。今回は、ロングライドやレースなどさまざまなイベントに出場するときにオススメの"基本スタイル"、さらに週末のツーリングなどを快適&気軽に楽しめる"カジュアルスタイル"を紹介(寒い時・雨天時のコーディネイトはVol.4「快適・自転車ウエアの選び方②」で紹介)。
また、シチュエーションごとにウエアを選ぶときのコツも解説します!
自転車と合わせて、こんなお洒落で機能的なコーディネイトも可能!
錦織大祐さんアドバイス/『Y's Road新宿』店長・錦織大祐さん
売り場面積200坪の店内に、ロードバイクからMTB・クロスバイク・ミニベロまで豊富なラインナップが並ぶプロサイクルショップ『Y's Road新宿』(Tel03-3350-1288)
店長の錦織さんは、豊富な知識とビギナーにも分かりやすい丁寧な説明に定評がある。
 アドバイス/竹谷賢二さん
アテネオリンピックMTB競技日本代表。SPECIALIZED所属。
サラリーマン時代の2000年に全日本選手権優勝、その翌年に30歳でプロ転向。その豊富な経験をもとに、プロレーサーからビギナーまで幅広いレベルの人に走り方からウエアの選び方までアドバイスを行い、高い支持を集めている。
●竹谷賢二オフィシャルWebサイト 
竹谷賢二さん
 
ロングライド・レースに最適!スタイリッシュな基本スタイル
スポーツバイク走行中は、常に風を切って走っている状態。
衣服も風を受け続けていることになるので、身体にフィットしたモノの方が走りやすいことになります。
普通(自転車専用ではない)スポーツ・カジュアルウエアは、汗の吸収性などはよくても脇下や首周りなどに余裕を持った作りになっているので、風を受けながら走るとバタつき、これがスピードダウンの原因となってしまいます。
また、自転車に乗っている時は前傾姿勢になるので、一般的なスポーツウエアでは背中が出てしまいます。ですから、普通に立っている時にカッコいいウエアであっても、スポーツバイクに乗った時にスタイリッシュであるとは限りません。「サイクルウエア・パンツのピタッとした見た目がイヤだ」という人もいるかもしれませんが、快適&安全、そしてスタイリッシュにサイクルライフを楽しみたいならば、身体にフィットする自転車専用ウエアを選ぶのがオススメです!
ロングライド・レースに最適!スタイリッシュな基本スタイル
ここがポイント
ウェア選びのコツ(1)ヘルメット&アイウェアは正しく装着しよう!
転倒時などに頭へのダメージを軽減してくれるヘルメットは、安全走行の必需品。前後、正しい向きで装着し、おでこが出ないように深くかぶるようにしましょう。また、ヒモの長さは装着時にアゴの下に指が2本入る適度に調整します。ヒモを絞めすぎると首が圧迫されて呼吸しにくくなるだけでなく、首も曲げにくくなるので、安全確認しにくくなるので注意しましょう。
さらに、走行中は顔に風を受けながら走ることになるので、眼が乾き、虫などが入ってしまうこともあります。快適&安全に走り続けるには、アイウエア(スポーツ用サングラス)を装着することがオススメ。UVカット加工が施されたモデルならば、眼が疲れにくいというメリットもあります。
ヘルメット&アイウエア
ウエア選びのコツ(2)温度調整を考えてウエア(上着)をチョイス
最近はデザイン性を優先してポケットが付いていないウエア(上着)もありますが、やはりバックポケット(腰部分のポケット)があるモデルがオススメ。バックポケットは前傾姿勢になった状態でも邪魔にならず、慣れてくれば走行中に出し入れもできるので、補給食などを携帯しておくのにも便利です。
またウエアを選ぶ際は、ジップがどこまで開けられるかもチェックしましょう。フルジップモデルは走行中に上げ下げして体温調整がしやすく、脱ぎ着もしやすいので、肩ヒモが付くビブパンツ(ウエア選びのコツ③参照)を着ているときも便利。一方、胸あたりまでジップが開くハーフジップモデルは、ジップ部分だけ軽量化できるメリットがあります。
ウエア(上着)
ウエア選びのコツ(3)使用目的に合ったパンツを選んで快適に!
身体にフィットして風の抵抗を受けにくいサイクルパンツには、肩ヒモが付いたビブタイプと、腰部分までのショーツタイプがあります。ビブタイプは肩ヒモがあるため、お腹部分を強く締め付けなくても留めることができ、走行中もズリ落ちることがないので、腹部への圧迫感が少ないのが特長です。しかし、トイレなどに立ち寄ったときパンツを脱ぐ場合、いちいちウエアを脱いでから肩ヒモを外す必要がある点だけ留意しておきましょう(フルジップと組み合わせることで、使いやすいさ向上)。
一方、ショーツタイプはすぐに脱ぐこともできるので、途中で食事してトイレに立ち寄ることもあるツーリングなどに使いやすい! サイクルパンツも使用目的に合わせて選びましょう。
パンツ
ウエア選びのコツ(4)ソックスも自転車専用アイテムが使いやすい!
自転車用のシューズは足にフィットするように作られているので、普通のソックスだと厚過ぎる場合が多く、シューズ内の快適性を考えると、ソックスもやはり自転車専用モデルを選ぶことがオススメ。必要な部分には適度な厚みを持たせてあるので、ペダリングのしやすさの向上も期待できます。
また、シューズ内に自転車用のインソール(中敷き)を入れることで、ペダリング効率を高めることも可能となります。インソールは「オーダーで作る高価なもの」というイメージがあるかもしれませんが、最近では土踏まずの高さなどが異なる数タイプが用意され、比較的、手頃な価格で手にできるものも増えてきていますので、ぜひ活用してみてください。
ソックス
週末ツーリングに使いやすい!カジュアルスタイル
"カジュアルスタイル"の自転車用ウエアは、"基本スタイル"よりも空気抵抗が増えてしまいますが、一般的なスポーツウエアに近い感覚で気軽に着用できる点が魅力です。
しかしカジュアルスタイルであっても、自転車を安全・快適に乗ることのできるポイントは押さえておくことが重要。一見すると普段着のようなカジュアルスタイルであっても、自転車用ウエアであれば、その点をしっかり考えられて作られているので使いやすいでしょう。
しかし、週末のツーリングや気軽に参加できるタイプのエンデーロならば、走りやすいさよりもカジュアルさを優先させ、一般的なスポーツウエアを使うのもOK。ですが……この場合もやはりブカブカで動きにくい素材や、汗をかくと不快になってしまうものは避けるべきです。またウエアの下に自転車専用のアンダーウエアや、パッドが縫い付けられたインナーを併せて着用することで、快適性を向上させることが可能となります。
週末ツーリングに使いやすい!カジュアルスタイル
ここがポイント
ウエア選びのコツ(5)バックポケットのタイプに注目しよう!
カジュアルウエア(上着)を選ぶ際には、バックポケットの有無(タイプ)を確認するのがポイント。見た目はカジュアルでも、バックポケットが付いているだけで、実際に走行している時の使いやすさに優れます。
バックポケットにジップが付いているタイプは、とくに週末などのツーリングに使用するのにオススメです。途中で食事をするためにお金などを入れておいても、前傾姿勢になったときに落とす心配がなく、便利! もちろん、途中で食べる補給食などを入れておくこともできるので、ロングライドイベントに出場するときにも使いやすいでしょう。
バックポケットタイプ
ウエア選びのコツ(6)気温に合わせてグローブのタイプを選ぼう!
転倒したときのダメージを軽減し、ブレーキレバーを握りやすくなるグローブは、ぜひ装着しておきたいアイテム。寒さを感じる秋~冬~初春だけでなく、日差しの強い夏もグローブ使用することがオススメです。それぞれのシーズン(気温)に合ったものを選ぶようにしましょう。
グローブには、暑いシーズンにも使いやすい指が出ているタイプと、冬でも走ることのできるフルフィンガーグローブのタイプがあります。指が出ているタイプでは指先だけが日焼けしてしまうこともあります。それが気になる場合は夏用のフルフィンガーグローブを選ぶようにしましょう。
グローブ
ウエア選びのコツ(7)走行姿勢での使いやすさに気を配ろう!
カジュアルスタイルのウエアを購入する際、ペダリングやお尻へのストレス軽減に大きく影響するパンツにはとくに注意して選ぶようにしましょう。
まず注目すべきポイントは、パンツの裾がチェーンに絡まないように、半ズボンや七分丈のタイプを選ぶのがいいでしょう。また長ズボンタイプならば、裾を絞れるものか、裾バンドを巻いておくことが重要です。
次に、サドルに座ったときにお尻が痛くなりにくいように、股下に縫い目がない自転車用タイプがオススメ。また、サドルに座った状態でも出し入れしやすい位置にポケットが付いているかチェックすることも、ウエア選びのコツとなります。
走行姿勢
次号予告
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